2019-01-01から1年間の記事一覧
今回はおまけということで、DDPGに教師を追加してみました。記事の最初の方で作成したPD制御を教師として、DDPGの経験処理中に行動をアシストすると、学習に何か効果があるかを試しました。 結果、最初は教師の影響を受けて大股で歩こうとしていたものの、最…
前回はDDPGをざくっと解説してみました。 今回はDDPGでBipedalWalkerを学習させてみます。 1.BipedalWalker-v2の報酬について Open AI Gymのgithubサイトにあるソースリスト https://github.com/openai/gym gym-envs-box2d-bipedal_walker.pyの関数stepを…
前回はDDPG(Deep Deterministic Policy Gradient)でMountainCarContinuousに挑戦し、無事学習して山登りに成功しました。(BipedalWalkerは手強いので後回しです・・・) 今回は中身について、ざっくりですが解説してみます。 1.DDPG(Deep Deterministic …
改正2019.12.26 ソースリスト中でsteps_done +=1の位置をwhileループ(各ステップ計算ループ)からepsodeのforループに移動しました(バグ)。このバグのためSIGMA_DECAYがほとんど効かず、すぐにノイズが小さくなっていました。あわせてSIGMA_DECAYの設定値…
前回の続きです。歩行のスケジュールをチューニングした結果、2,3歩歩けるようになりました。これ以上は胴体の傾きをつかって制御するなどもう一工夫必要そうです。 スケジュール制御での歩行は一旦このくらいにしておきます。とりあえず現状の歩行を以下に…
前回の続きです。まずは、ニューラルネットワークを使わずにとにかく動かして、BipedicalWalkerがどのようなものなのか試してみます。歩くとこまで行くかどうか(現在も試行錯誤中)。とりあえず、脚の角速度が指令値じゃ何なので角度制御を導入します。
Open AI Gymをご存知の方も多いと思いますが、強化学習の開発用にOpen AIがフリーで提供しているテスト環境です。pythonで書かれています。 https://gym.openai.com/ この中にはブロック崩し、インベーダゲームを始めとするAtariの様々なゲームや、2次元の月…
Jetson nanoでTacotron2を動かしてみます。なお本記事は2019年11月末時点のものです。ツールのバージョンアップ等により、この手順で動かなくなることもありうるので、あらかじめご容赦ください。 Jetson NanoでTacotron2+WaveGlowが動きましたが、実行に約…
前回はDecoderの概要部分でしたので、次は中身を見ていきたいと思います。 2.6 decode,2.7 Location Sensitive Attention,2.8 Postnet,2.9 Tacotron2.inferenceの出力。複雑なところは図にまとめました。
前回の続きです。誤記、わかりやすくするため、たびたび加筆、修正するかも知れませんが、ご容赦頂きたく。akifukka.hatenablog.com 2.3 Decoderの概要 ここからはmodel.pyのクラスTacotron2のinferenceの次の文の中身になります。Decoderはちょっと入り組ん…
以前Colaboratoryで試して、英語の音声合成ができることはわかったので、日本語を目標にまずはtacotron2の中身を解説してみます。Googleの論文とNVIDIA実装を中心に見ていきます。 過去にColaboratoryで試した時の記事akifukka.hatenablog.com GoogleのTacot…
この記事は2019年秋現在です。 今回は、今実際に使っているものを中心にランニングに便利なグッヅを紹介します。ちなみに、毎週土曜は21km、日曜は10kmと、週2回のペースでランニングしています。 1.シューズ 何はともあれこれでしょう。前回も書いた通り…
少し解説を。(1)メル スペクトログラム(2)発声の仕組み(3)耳での音の周波数成分分解(4)声帯の発生音周波数と声道(喉、口)の共鳴スペクトラム(5)ケプストラム python用ライブラリlibrosaを使って音声の周波数解析も試してみます。
ディープラーニングによって音声合成も目覚ましく進歩しているようです。 2019年4月に発表されたマイクロソフトAIりんなの歌の完成度は非常に高く、人と区別つきません。まだ、誰もが使える技術ではありませんが、いつかは誰もがつかえるようになるでしょう…
2018年の春にランニングを始め、1年半ほどになります。先月になってやっとハーフ21kmを走り切ることができるようになり、今は土曜ニ21km、日曜は5kmか10kmを走っています。 これからランニングを始めようと思っている方に多少なりとも参考になれば思い、走り…
前回の記事の続きです。Colaboratoryで改造したネットワーク構造でSingleShotPoseを学習させ、動かしてみます。最後にJetson Nanoでも動かしてみました。計算時間の短縮と引き換えに精度が下がってしまいました。
高速化のためSingleShotPoseのネットワーク構造をYOLOv2ベースからYOLOv2-Tinyに変更して学習させてみます。この記事は前の記事でGoogleドライブにSingleShotPoseがダウンロード済みであることを前提に書かれています。
SingleShotPoseをColaboratoryで動かしてみます。本記事の手順は2019年11月のものです。scipyのバージョンアップのため若干修正して動かすことができました。
多摩川サイクリングロードをランニングしてきました。涼しい中、気持ちのいい天気でごきげんでしたが、おかげで筋肉痛ぎみです。往復約21kmで約2時間ほどのコースです。写真でコースを紹介します。
SingleShotPoseはMicrosoftが開発した対象物の姿勢を画像から推定するネットワークです。ネットワークの構造はYOLOをヒントに開発されたとあって良く似た構造です。極端に大きなネットワークでは無いのでJetson Nanoで試しに動かしてみます。
学習したweightsでJetson Nano,DeepstreamでYolov3-tinyを動かし駐車禁止を検出してみます。クラスが1つということもあり、うまく検出できたと思います。一通りの手順を経験して、思ったより簡単にできることがわかりました。
3回記事の2回目です。前回準備した学習用データを使ってGoogle Colaboratoryで学習させました。駐車禁止の標識を学習させます。
YOLOv3-tinyを学習させてみます。Google Colaboratoryを使用します。初回(3回記事です)はColaboratoryの準備、アノテーションツールVOTTのインストール、学習データの準備、アノテーションまでを行います。
米人気SF作家マイク・シェパードの出世作クリス・ロングナイフシリーズの紹介です。 若い女性主人公クリス・ロングナイフが宇宙の問題を解決すべく飛び回ります。本人の努力にもかかわらず、世間ではロングナイフ家のそばでは必ず大きな問題が起きて大災害を…
話題の劉 慈欣のSF3部作三体のレビューです。始まりが暗く最初はなかなか読み進められませんでしたが、現代パートに入ってからは、謎が気になり、あっという間に読み終えてしまいました。
DeepStreamを使って最新版YOLO3の縮小セット版(tiny)をJetson Nanoで動かしてみました。
Dockerは軽量の仮想化環境です。Jetson NanoにもJetPack4.2.1以降対応しています。NVIDIAからGPUが動く各種Container(仮想化環境)が提供されており、今後使っていくため試してみます。
NVIDIA Jetson nanoをセットアップします。JetPack4.2.2インストール後にJETCARDのスクリプトで環境構築。サンプルを動かし、JupitorLabでパソコンにファイルダウンロードまでを試しました。